勝ったにせよ負けたにせよ
振り返ってこそ経験ってのは活きるんだ
僕のヒーローアカデミア
by オールマイト
中国の軽慶市での「発光する赤児」の報道以来世界各地で超常現象が報告され、世界総人口の約8割が超常能力“個性”を持つに至った超人社会。
“個性”を悪用する敵(ヴィラン)を“個性”を発揮して取り締まるヒーローは人々に讃えられていた。
主人公の緑谷出久も幼い頃から平和の象徴と謳われるヒーローオールマイトに憧れていた。
出久は超常能力が発現しない“無個性”だったが、ヒーローになるという夢を諦めきれず、偉大なヒーローを多く輩出してきた偏差値79の国立雄英高校の難関ヒーロー科への進学を目指すが、幼馴染みで優秀な“個性”を持つ爆豪勝己をはじめとした周囲からは「合格は絶望的」と馬鹿にされていた。
中学3年生時のある日、出久はヘドロ・ヴィランに襲われてオールマイトに救われる。出久はオールマイトに“個性”がなくてもヒーローになれるかを質問。その際、オールマイトは突然目の前で痩せ衰えた姿トゥルーフォームになってしまう。
オールマイトは約5年前に敵との戦いで重傷を負い、後遺症で“個性”の活動時間にも制限があるという秘密を明かし、出久に“個性”があっても命懸けの職務であるヒーローを諦めるよう促す。その直後、出久はオールマイトから逃亡したヘドロ・ヴィランが、爆豪を人質にしている現場に遭遇する。
この時、自らを顧みず爆豪をなりふり構わず救おうとする「ヒーローとしての素質」を示したことで、出久はオールマイトに「君はヒーローになれる」と認められる。そして出久は、他者に譲渡することが出来るオールマイトの“個性”のワン・フォー・オールの後継者に指名される。
「"僕のヒーローアカデミア"」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
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